2004年（平成16年）6月30日以前に大阪トヨペットグループを60歳未満で退職された方で在籍時、社会保険の加入者だった方（厚生年金加入の正社員・準社員の方＝旧「大阪トヨペット厚生年金基金」制度の加入者）が対象です。

代行返上による基金上乗せ給付部分の支給について

「大阪トヨペット厚生年金基金」では、国の年金（老齢厚生年金：報酬比例部分）を代行して給付する年金と、基金独自に上乗せした年金（「上乗せ給付」（プラスアルファ部分））を給付する制度でしたが、2004年（平成16年）7月に代行返上、国の年金部分（報酬比例部分）は本来の国から給付されることになりました。それに伴い、当基金の上乗せ給付（プラスアルファ部分）については次の通りとなりました。

（1）勤続10年未満で退職（2004年（平成16年）6月以前に退職で勤続10年未満）

国の年金（老齢厚生年金：報酬比例部分）の受給時期に合わせて、当基金加入期間分の報酬比例部分と上乗せ給付（プラスアルファ部分）が企業年金連合会より支給されます。

企業年金連合会について

所在地	〒105-0011 東京都港区芝公園2-4-1芝パークビルB館10階 企業年金連合会　年金サービスセンター　年金相談室
電話番号	03-5777-2666
ウェブサイト	https://www.pfa.or.jp

（2）勤続10年以上で退職（2004年（平成16年）6月以前に退職で勤続10年以上）

国の年金（老齢厚生年金：報酬比例部分）の受給時期に合わせて、当基金加入期間分の報酬比例部分は国から支給されます。上乗せ給付（プラスアルファ部分）は当基金より支給します。

上乗せ給付（プラスアルファ部分）の支給方法については、2004年（平成16年）8月に該当の方に対し、下記の①～③のいずれかを選択いただくよう書面でお尋ねしております。

①一時金を選択
選択された時点で一時金を支給。

②5年間有期年金を選択
60歳より当基金より5年間の有期年金を支給。

③終身年金を選択
60歳より受給権が発生しますが、60歳台前半も引続きお仕事を続ける方（厚生年金に加入^（※1））、あるいは、失業保険受給期間中は支給停止です。
仕事に就かない場合（厚生年金未加入）は、その時点から支給されます。再就職（厚生年金加入）するとまた一部支給が停止されます。

（※1） 生年月日が1959年（昭和34年）4月2日～1961年（昭和36年）4月1日の方は、63歳まで支給停止、64歳から20％減額して支給されます。1961年（昭和36年）4月2日以降の方は、65歳から全額支給となります。
国より基礎年金が支給される65歳になりましたら、当基金の上乗せ給付（プラスアルファ部分）は、就業の有無に関係なく全額支給されます。