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掛金と給付

基金制度のしくみ

当基金の制度は確定給付企業年金(DB:Defined Benefit Plan)と確定拠出年金(DC:Defined Contribution Plan)の2制度から構成されています。

確定給付企業年金には、基礎DB、第2DB、第3DBの3つの年金制度があります。

基礎DBと第3DBは元利積上方式(キャッシュバランスプラン)を採用しています。

  DB制度 DC制度
基礎DB
(元利積上方式・給与比例)
第2DB 第3DB
(元利積上方式・定額)
予定利率
(運用目標)
2.50% 2.50% 2.50%
掛金率
(額)
標準報酬月額×0.7% 2,860円/人・月 事業所毎に設定可 標準 2,500円/人・月
(事業所毎に設定可)
年金給付利率 2.50% 2.50% 2.50%
一時金原資額 165万円 337万円 設定掛金額で変動 165万円
(1.5%で運用した場合)
年金支給総額 210万円
(20年確定を選択)
428万円
(20年確定を選択)
一時金原資額で変動 165万円
(支給後は利率0%前提)
支給形態

・60歳未満
:60歳支給開始

・60歳以上65歳未満
:即時支給開始

・65歳到達
:65歳支給開始

・確定年金(5年・10年・15年・20年から選択)

同左 同左

・60歳~70歳の任意の
タイミングで支給開始。ただし、60歳からDCの支給を受けるためには10年以上の加入期間が必要。加入期間が10年未満の場合は、支給開始は最遅で65歳から。

(※1)60歳~65歳到達までの間は加入者資格を喪失した場合のみ

・5、10、15、20年及び終身

(※2)終身は生命保険商品を選択した場合

・原則60歳まで中途引き出し不可

(注1)当基金への加入は、DB制度とDC制度双方への加入が前提となります。

(注2)既存制度から移行する場合、加入者期間の通算、資産の移換も可能です。

(注3)DC制度では加入者自身が掛金を上乗せして拠出する「マッチング拠出」が可能です。

(注4)一時金原資額は、平均給与30万円、40年ご加入の前提で概算となります。



元利積上げ方式(キャッシュバランスプラン)とは

加入者ごとに仮想個人勘定を設けて、毎月の掛金と利息(2.5%の定率)の累計額を年金原資とする制度です。年金原資は年金に代えて一時金で受け取ることも可能です。

イメージ図



掛金の流れ

業務委託先(三井住友信託銀行)が示す掛金計算等年間スケジュールに基づく処理

◇事業所

・掛金に関係する届書を作成、基金事務局あて提出
加入者資格取得届、標準給与等月額変更届、加入者資格喪失届

◆基金事務局

・不備なく受理できた届書を順次データ化し三井住友信託銀行へ移送

□三井住友信託銀行(以下「住信」と表記)

・データ更新のうえ掛金額計算を行い、基金あて告知用関係書類発送

◆基金事務局

・掛金告知書等作成し事業所向け発送

◇事業所

・掛金振込

◆基金事務局

・全事業所掛金額を一括して、年金、事務費掛金口座に移す

□住信

・年金信託資産へ拠出を受けた掛金額は資産運用へ

・事務費掛金は業務経理口座へ


【ご参考】暦により変動します。
ご参考 届出締日 告知書発送日 掛金納付期限 拠出・移動日
3月処理 3月31日 4月11日 4月30日 5月9日
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