基金の概要と沿革

当基金の前身であるセゾングループ厚生年金基金は、皆様の生活と福祉の向上を目的として昭和45年4月1日に設立されました。

厚生年金基金の役割は、国の老齢厚生年金の一部を代行し、それに上乗せした手厚い給付をモットーとし、加入員および受給者の生活の安定と福祉の向上を図る目的で設立されました。

しかしながら、年金を取り巻く環境は大変厳しい状況を向かえ、また企業会計の変更等による新たな時代に突入しました。

このような状況の中、平成１４年４月に『確定給付企業年金法』が施行され、厚生年金基金は国から預かっていた代行部分を国に返上することが可能となりました。

平成15年10月1日をもってセゾングループ厚生年金基金は代行部分を国に返上することにより役割を終了し、同日付をもって新たにパレット企業年金基金が発足いたしました。