当基金のしくみ
当企業年金基金の概要
当基金は、複数の厚生年金適用事業所によって設立された「基金型総合年金基金」で、厚生労働大臣の認可(厚生労働大臣認可番号:関基第016169)を受けて設立した企業年金基金です。
我が国の公的年金制度は、少子高齢化や経済環境の変化、平均寿命の伸びなどの要因で先行きの不透明感が増しており、公的年金の目減り分を補完する意味で企業年金はますます重要な役割を担っております。
当基金では、規約に基づき老齢給付金、脱退一時金、遺族一時金を給付し、結婚祝金等の福祉事業も実施して、加入者の皆様の豊かな生活基盤作りをお手伝いしております。
当基金の加入事業所で働く皆さんの年金制度
我が国の会社員や公務員(以下、「会社員等」という。)の公的年金は「2階建て年金」と言われています。1階部分は20歳以上の全国民が加入を義務付けられている基礎年金である「国民年金」、2階部分は会社員等が加入する「厚生年金」です。なお、国民年金保険料は定額ですが、厚生年金保険料は給与により定率で決められており、従業員と会社等が労使折半で負担します。
さらに、当企業年金基金に加入している会社で働いている従業員の皆さんは、公的年金の上乗せ年金(企業年金)として3階部分に該当する「確定給付企業年金」にも加入することで、充実した年金制度を享受出来ることになります。なお、確定給付企業年金の掛金は、全額会社等の負担となります。