理事長ご挨拶
平素より、当基金の事業運営に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
当基金は、前身である長野県機械工業厚生年金基金の代行部分を国へ返上し、厚生労働大臣の確定給付企業年金基金への移行認可により、平成29年4月1日に独自の給付を行う企業年金基金として設立されました。
前身の長野県機械工業厚生年金基金は、平成2年11月1日に当時の長野県機械金属工業振興会を設立母体として、長野県内の製造業とりわけ機械工業界で働く皆様の老後の所得補償の充実と福祉の向上を目的に設立されました。
ご承知のとおり、公的年金制度は少子高齢化の進展および経済運用環境の低迷等により、今後、さらに給付水準の引下げは避けられない状況です。このような状況の中、公的年金を補完する老後の生活保障として、企業年金基金の役割はますます重要になってきております。
当基金は、長野県機械工業厚生年金基金時代から通算すると30年を超える歴史があり、加入事業所様や諸先輩のご尽力により、おかげさまで健全な財務状況を維持しております。
私ども基金の役職員は、皆様のご期待に応えるべく、なお一層の努力をいたす所存でございますので、引き続き、皆様のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご健勝ならびにご繁栄をご祈念申し上げますとともに、このホームページが皆様方のお役に立てることを願ってご挨拶とさせていただきます。
令和4年4月1日
長野県機械工業企業年金基金
理事長 手塚久仁彦