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給付のしくみ

  キャッシュバランス制度
(社員)
  本給比例制度
(嘱託従業員)
 

キャッシュバランス制度(社員)

社員を対象に、「キャッシュバランス制度」という年金制度を導入しています。


加入中

・加入者ごとに仮想口座を作ります。その口座には毎月会社が拠出したポイント(基準給与)が加算され、これに利息が付与されて、仮想個人勘定残高となります。この仮想個人勘定残高が、年金や一時金の原資となります。



加入者

・厚生年金保険の被保険者で、就業規則で定めた社員です。加入者期間は、JSRに入社した月から退職または死亡した月まで月単位で計算されます。

・定年退職後に再雇用された方、執行役員、プロフェッショナル社員、入社から定年退職までの期間が1年未満の方は加入できません。

・加入者が任意で脱退することはできません。


掛金

・給付、運営に必要な掛金はすべてJSRが負担しており、加入者の負担はありません。


ポイント(基準給与)

・4月1日現在の勤続年数、資格、年齢に応じて決まります。年度の途中で資格が変更になった場合は、その月からポイントの計算に用いられる資格点も変更になります。

・なお、JSRの経営基幹職の加入者については、2022年4月1日以降に付与されるポイントは、役割等級と、年齢に応じて決まります。


利息(再評価率)

・加入中に付与される利息は、再評価率によって決まります。再評価率は20年国債応募者利回りの過去5年平均値に0.26%を加えた値です。(下限1.50%)。

・年度(4~3月)ごとに見直され、翌年度に適用される再評価率は3月の給与明細で確認できます。

【キャッシュバランス制度のメリット】

・加入者期間に対応する自分の仮想個人勘定残高(年金原資)が明確になっています。
(3月末時点の仮想個人勘定残高は4月の給与明細で確認できます)

・加入者ごとの仮想個人勘定残高(年金原資)に、毎月利息が付与されます。

・運用にかかるリスクは会社が負担するため、仮想個人勘定残高(年金原資)は保証されています。


モデル支給額


年金受給中

・加入者期間15年以上の方は、退職後、60歳以降に年金を受け取ることができます。
平成31年3月31日以降に受給権を得た方は、受給開始年齢を61歳~65歳まで繰下げることもできます。

・年金は保証期間内で、受給開始時の仮想個人勘定残高をすべてお受け取りいただきます。保証期間終了後は、受給開始年齢にかかわらず、定年退職時から受給した場合(保証期間15年)の年金月額の50%を終身でお受け取りいただきます。

・年金の給付利率(指標)は市場金利(20年国債応募者利回りの過去5年平均値に0.26%を加えた率)を基準に毎年見直します(給付利率に上下限はありません)。
そのため年金月額を算出する年金現価率も変わり、年金月額が改定されます。


給付利率 15年年金現価率
(保証期間15年)
10年年金現価率
(保証期間10年)
2.00% 155.472 108.684
1.50% 161.112 111.360
1.00% 167.076 114.132
0.50% 173.364 117.012
0.00% 180.000 120.000

*上表は一例。 11年~14年年金現価率は省略。


定年退職時から年金を受け取る場合

保証期間中の年金月額=60歳時点の仮想個人勘定残高÷15年年金現価率

保証期間終了後の年金月額=60歳時点の仮想個人勘定残高÷15年年金現価率×50%



65歳まで繰下げてから年金を受け取る場合

保証期間中の年金月額=65歳時点(繰下げ後)の仮想個人勘定残高÷10年年金現価率

保証期間終了後の年金月額=60歳時点の仮想個人勘定残高÷15年年金現価率×50%


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