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基金の年金・一時金

基金の給付キャッシュバランスプランを採用

キャッシュバランスプランで年金や一時金の原資を積み立てています

  • 基金では、キャッシュバランスプランという方法で年金や一時金の原資を積み立てています。
  • キャッシュバランスプランは加入者ごとに仮想個人勘定を設定し、事業主が負担する毎月の掛金とその利息を積み立てるもので、退職時まで積み上げた掛金と利息の合計額(残高)が年金や一時金の原資となります。
  • 毎月事業主が納める標準掛金額に付く利息の率は、毎年12月以前1年間に発行された10年国債応募者利回りの1年平均とし (ただし下限0.5%、上限2.5%)、翌年4月から適用して複利計算します。

キャッシュバランスプランのイメージ図

基金の運営組織

基金の給付

基金からうける給付には、加入者期間に応じて給付の内容が変わります

  • 加入者期間が15年以上の人は、年金をうけられます。
  • 加入者期間が2年以上15年未満の人は、一時金をうけられます。
  • 加入者期間とは、基金設立後の入社の場合、「入社日から喪失日(退職日の翌日)」または「入社日から65歳の誕生日の前日」の間の期間を月数で算出します。

15年以上の加入でうけられる年金

加入者期間が15年以上の人(喪失時の年齢が60歳以上)

  • 喪失日の翌月分から年金をうけられます。
  • 年金を脱退一時金としてうけることもできます。
  • 一部を脱退一時金としてうけ、残りを年金としてうけることもできます。
  • 年金は、65歳まで繰下げすることができます。

加入者期間が15年以上の人(喪失時の年齢が60歳未満)

  • 喪失時に年金を脱退一時金としてうけることもできます。
  • 60歳まで繰下げして、60歳に到達した月(60歳の誕生日の前日が属する月)の翌月分から 年金としてうけることもできます。
  • 一部を脱退一時金としてうけ、残りを年金としてうけることもできます。

年金の受取期間は、5年・10年・15年・20年のいずれかを選択できます

  • 基金の年金は、厚生年金とは異なり、有期年金となっています。
  • 受取期間は、5年・10年・15年・20年のいずれかを、加入者本人が選択できますので、個人個人のライフプランに応じたうけとり方をお選びいただけます。

2年以上の加入でうけられる脱退一時金

加入者期間が2年以上15年未満の人

  • 喪失時に脱退一時金をうけられます。
  • ポータビリティ制度を利用して、企業年金連合会や他の企業年金制度へ移すことで、年金としてうけることもできます。

加入者の人が亡くなられたときにうけられる遺族一時金

万が一のときは、遺族一時金をお支払いします

  • 加入者期間が2年以上の人が万が一、お亡くなりになられたときは、ご遺族の方に遺族一時金をお支払いします。
  • 年金をうけられている人が、受取期間内にお亡くなりになられたときは、残りの期間を一時金に換算した遺族一時金をご遺族の方にお支払いします。

給付額見込み

前提

  • 利息付与率が、加入者期間全期間にわたり、0.5%~2.5%となる場合(実際は変動します)を表示してあります。利息付与率の下限は0.5%ですので、実際の支給額は、下表の利息付与率0.5%の欄(それぞれの欄の左側)の数値以上となります。

20歳加入

(単位:万円)
年齢
(歳)
加入者
期間
(年)
平均標準
報酬月額
(万円)
Ⅰ標準報酬月額×3.0% Ⅱ標準報酬月額×2.2% Ⅲ標準報酬月額×1.9%
仮想個人勘定残高
利息付与率0.5%~2.5%
仮想個人勘定残高
利息付与率0.5%~2.5%
仮想個人勘定残高
利息付与率0.5%~2.5%
23 3 20 21~22 16~16 13~14
30 10 21 78~85 57~63 49~54
40 20 24 179~215 131~157 113~136
50 30 26 303~400 222~294 192~254
60 40 29 452~658 331~483 286~417

年齢
(歳)
加入者
期間
(年)
平均標準
報酬月額
(万円)
Ⅳ標準報酬月額×1.6% Ⅴ標準報酬月額×1.0%
仮想個人勘定残高
利息付与率0.5%~2.5%
仮想個人勘定残高
利息付与率0.5%~2.5%
23 3 20 11~12 7~7
30 10 21 42~45 26~28
40 20 24 95~114 60~72
50 30 26 161~213 101~133
60 40 29 241~351 151~219
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