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理事長のごあいさつ

理事長
大和ハウス工業企業年金基金
理事長 香曽我部 武

平素は当基金の運営にご支援とご協力を賜りまして、誠に有難うございます。

『大和ハウス工業企業年金基金』は、大和ハウスグループの企業年金制度として、2004年(平成16年)6月1日に設立されました。

ただし、そのルーツは会社創業7年目の1962年(昭和37年)までさかのぼります。

本体の『大和ハウス工業株式会社』は、1955年(昭和30年)4月5日、「建築の工業化」を実現するべく、資本金300万円、従業員18名でスタートしました。その後、会社の業績は右肩上がりで、急速な成長を遂げます。1960年(昭和35年)ごろまでには、すでに社員が800名を超え、売上高も50億円に達し、中堅クラスの企業に成長していました。しかし、社員に対しては、その急成長に見合うだけの福利厚生施設や制度が未整備のままでした。

そこで、1962年(昭和37年)4月、当時の企業年金制度である「税制適格退職年金」が成立すると、その成立と同時にこの制度を導入しました。これは、創業者の石橋信夫が、このときすでに「社員の豊かな老後」に目を向けていたからです。創業者の「企業の前進は先ず従業員の生活環境の確立に直結すること」との考えは、社是となって今も引き継がれています。

そして、創業から11年目の1966年(昭和41年)11月30日には、『大和ハウス工業厚生年金基金』を設立しました。これは年金給付、税制がより有利な「厚生年金基金」が国の制度として発足したためです。これもまた、制度の発足と同時に厚生省(当時)に申請し、認可を受けています。このとき、当基金は申請第1号グループ87社の中の1社として認可を受けています。その後、『大和ハウス工業厚生年金基金』は代行返上を行い、2004年(平成16年)6月1日、『大和ハウス工業企業年金基金』として生まれ変わりました。

昨今では、人生100年時代の到来と言われ、長生きそのものがリスクとさえ言われるようになりました。大和ハウスグループ各社においては、働き方の見直しを推進し、すべての従業員が健康で活き活きと活躍できる職場づくりに力を入れています。これらの取り組みを支える基盤の制度として、企業年金の役割はますます重要になってきます。これからも、みなさまに安心と豊かな生活を提供できるよう、職員一同邁進して参ります。受給者、加入者、各関係の皆さま方におかれましては、引き続き、当基金の継続、発展にお力添えをいただけますと幸いです。

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