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2015年度予算

2015年度の年金資産(純資産)は1,026億8,200万円となる見込みです

  • 2015年2月24日に当基金の第23回代議員会が開催され、2015年度の予算が承認されました。
  • 当年度予算は、2014年度決算見込みと2015年度の事業計画に基づき、これまでの実績や昨今の経済情勢、推計される加入者数の動向などを十分に考慮して編成しております。
  • 予定損益計算書の収益は、主に掛金等収入27億7,300万円と運用収益30億7,300万円のほか、責任準備金が前年度より4億3,500万円減少するため、総額は62億8,100万円となる見込みです。一方、費用は主に給付金54億1,400万円、移換金4,300万円、運用報酬等3億9,500万円となり、総額は58億8,900万円となる見込みです。その結果、3億9,200万円の当年度剰余金が発生すると見込んでいます。
  • 当年度予算では、年金資産の運用利回りを3.0%と見込んでおります。2014年の運用環境については、米国や中国の景気回復期待から、米国のNYダウは過去最高値を更新し、世界各国の株式市場は軒並み上昇するなど好調なスタートとなりました。その後、日銀の追加金融緩和や米国の良好な景気動向に加え、欧州での追加金融緩和期待や中国における利下げ決定を受け、主要国の株価が上昇しました。
    一方、ギリシャ政情不安の再燃により欧州経済不安が台頭したほか、ロシアにおいては原油価格の下落による通貨安や株安が続いており、今後の影響が懸念されます。基金では本年度もリスク管理を徹底し、安定的な運用収益の確保に努めてまいります。
  • 予定貸借対照表では、事業年度末の資産と負債のバランスを見ます。責任準備金908億6,700万円に対し、純資産は1,026億8,200万円となる見込みです。

事業計画の基礎数値(2016年3月末予定)

加入者数
男子 女子
5,145人 1,677人 6,822人
実施事業所数
9
平均標準給与
844千円
年金給付
件数 年金給付額
3,547件 4,571,996千円
一時金給付
  件数 金額
老齢給付金 51件 586,500千円
脱退一時金 45件 247,500千円
遺族一時金 14件 109,895千円


2015年度の収支状況(予定損益計算書)

2015年度の収支状況のイメージ


2015年度末時点での資産と負債の状況(予定貸借対照表)

2015年末時点での資産と負債の状況のイメージ
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