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2007年度資産運用

年金資産は、市場で運用され将来の年金給付に備えられます

  • 年金給付に必要な財源は、掛金と積立金の長期運用による収益で賄われます。
  • 基金では、みなさんから納めていただいた掛金を信託銀行や生命保険会社などを通じて市場で運用し、将来の年金給付に備えることにしています。
  • 資産運用では、積立計画上、毎年一定の利回り3.5%(予定利率:3.0%+運用コスト:0.5%)で収益を上げることが前提となっています。実際の運用利回りが予定利率を下回った場合、積立計画に対して年金資産がその分不足します。
  • 基金ではより主体的に取り組んでいくために、「年金資産運用の基本方針」に基づいて、資産の構成割合(政策アセットミックス)ならびに運用機関の選定を行っています。これにより、その時々の許容できるリスクと期待できるリターンを勘案しながら、安全で効率的な運用に努めています。

年金資産の積み立てのイメージ年金資産の積み立てのイメージ


政策アセットミックス政策アセットミックスのイメージ


<政策アセットミックスの変更について(2008年7月より)>

  • 効率的な政策アセットミックスの構築を目的として、これまでは外枠で管理していましたヘッジファンドに代表されるオルタナティブ運用を、第5の資産区分として全資産100%の内枠管理に変更いたしました。

2007年度の運用利回りは▲8.20%(時間加重収益率)となりました

  • 2007年度の資産運用状況を見ますと、第1四半期(4から6月)は国内株式、外国株式、外国債券がいずれもプラス収益という状況でした。しかし7月以降は米国発のサブプライムローン問題の影響で国内株式、外国株式ともに下落に転じ、期末にかけてさらに下落幅が大きくなりました。
  • 一方、国内債券は景気の減速懸念から金利の低下傾向が続いたため、プラスの収益を得ることができました。
  • こうした市場環境のなかで、当基金の2007年度における修正総合利回りは▲8.49%となり、5年ぶりのマイナスの結果となりました。
参考:市場の収益率(2008年3月31日現在)
2007年度 2006年度
国内 債券(NOMURA-BPI) 3.36% 2.17%
株式(TOPIX+配当) ▲28.05% 0.29%
外国 債券(CGWGBI、円換算後) 0.52% 10.24%
株式(MSCI、円換算後) ▲16.80% 17.85%
年金資産運用状況(自2007年4月1日 至2008年3月31日)(単位:百万円、%)
運用機関 期末資産額 委託割合 総合収益 総合修正利回り
信託銀行 59,304 60.0 ▲6,126 ▲9.24
生命保険会社 12,611 12.7 267 2.01
投資顧問会社 27,025 27.3 ▲3,148 ▲10.36
合計 98,940 100.0 ▲9,007 ▲8.49
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