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2017年度予算

2017年度の年金資産(純資産)は962億円となる見込みです

  • 2017年2月21日に当基金の第27回代議員会が開催され、2017年度の予算が承認されました。
  • 当年度予算は、2016年度決算見込みおよび2017年度の事業計画に基づき、これまでの実績や昨今の経済情勢、推計される加入者数の動向などを十分に考慮して編成しております。
  • 予定損益計算書の収益は、主に掛金等収入27億2,100万円と運用収益28億8,000万円のほか、責任準備金が前年度より14億8,200万円減少するため、総額は70億8,300万円となる見込みです。一方、費用は主に給付金63億800万円、移換金1億1,100万円、運用報酬等3億3,900万円となり、総額は67億9,700万円となる見込みです。その結果、2億8,600万円の当年度剰余金が発生すると見込んでいます。
    当年度予算では、年金資産の運用利回りを3.0%と見込んでおります。2016年の運用環境については、事前の予想に反する結果に振り回された一年でした。6月には英国のEU離脱の是非を問う国民投票が行われ、離脱賛成派が過半数を超えた影響を受け株式市場は乱高下しました。11月には米国の大統領選で大方の予想に反しトランプ候補が勝利し、12月には次期トランプ政権への期待からNYダウは史上最高値を更新、円安が進行しました。
    国内債券については、日銀のマイナス金利政策により、10年国債利回りの平成28年の平均が▲0.031%となる等の異例の事態となっています。
    基金では本年度もリスク管理を徹底し、安定的な運用収益の確保に努めてまいります。
  • 予定貸借対照表では、事業年度末の資産と負債のバランスを見ます。責任準備金889億6,800万円に対し、純資産は962億円となる見込みです。


事業計画の基礎数値(2018年3月末予定)

加入者数
男子 女子
4,963人 1,728人 6,691人
実施事業所数
8
平均標準給与
839千円
年金給付
件数 年金給付額
3,624件 4,491,900千円
一時金給付
  件数 金額
老齢給付金 60件 615,619千円
脱退一時金 143件 990,990千円
遺族一時金 27件 209,214千円



2017年度の収支状況(予定損益計算書)

2017年度の収支状況のイメージ



2017年度末時点での資産と負債の状況(予定貸借対照表)

2017年末時点での資産と負債の状況のイメージ
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