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2013年度決算

2013年度は47億219万円の剰余金が発生しました

  • 2014年7月15日に当基金の第22回代議員会が開催され、2013年度決算が承認されました。
  • 2013年度の運用状況を見ると内外株式と外国債券が上昇し、運用収益率は7.99%(時間加重収益率)で74億155万円の運用収益を確保しました。
  • 2013年度末時点において当基金が保有する年金資産(純資産)額は、1,003億3,426万円です。一方、将来の年金給付のために積み立てられているべき責任準備金は932億3,505万円です。
  • 事業主が負担する特別掛金で償却することが決まっている過去の積立不足は、2014年3月末を以って償却が終了しました。
  • 当年度発生した剰余金47億219万円は、前年度に繰り越された別途積立金24億6,415万円に繰り入れ、合計71億6,634万円を翌年度に繰り越します。

2013年度の収支状況(損益計算書)2013年度の収支状況のイメージ


2013年度末時点での資産と負債の状況(貸借対照表)2013年度末時点での資産と負債状況のイメージ


2013年度財政検証結果

基金では毎事業年度の決算結果に基づき、年金資産(純資産額)の積立水準を「継続基準」「非継続基準」の2つの基準に照らして検証することが法令で義務づけられています。検証の結果、資産の積立水準が基準値を下回り、「積立水準の回復計画」の策定が必要とされる場合には、すみやかに財政計画の見直し(変更計算)を行うことになります。
2013年度の当基金における財政検証結果は次のとおりです。

継続基準の検証
将来支払う給付に必要な年金資産の積み立てが、計画どおりに行われているかを検証します。

  • 基準値
    純資産額/責任準備金 =1.00以上
  • 検証結果
    純資産額(1,004億円)/責任準備金(932億円) =1.07

当年度は、純資産額が責任準備金を上回り、基準値をクリアしました。

非継続基準の検証
現時点で基金が解散したと仮定した場合、これまでの加入期間にかかる年金給付を行えるだけの水準に達しているかを検証します。

  • 基準値
    純資産額/最低積立基準額 =0.94以上
  • 検証結果
    純資産額(1,004億円)/最低積立基準額(885億円) =1.13

非継続基準の財政検証では、純資産額が最低積立基準額を上回り、基準値をクリアしました。

  • 「継続基準」、「非継続基準」ともに基準値をクリアしているので、掛金の見直しは必要ありません。

【非継続基準の基準値について】
非継続基準の財政検証においては、平成23年度までは、「純資産額」が「最低積立基準額」の90%以上あることが基準とされていました。
この基準値を、平成24年度決算から毎年度2%ずつ引き上げ、平成28年度から本来の100%以上に戻すこととされました。

2012年度非継続基準のイメージ

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