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基金の年金・一時金

基金の給付キャッシュバランスプランを採用

基金ではキャッシュバランスプランという方法で年金や一時金の原資を積み立てています

  • 基金では、キャッシュバランスプランという方法で年金や一時金の原資を積み立てています。
  • キャッシュバランスプランは加入者ごとに仮想勘定を設定し、事業主が負担する毎月の掛金とその利息を積み立てるもので、退職時まで積み上げた掛金と利息の合計額(残高)が年金や一時金の原資となります。
  • 毎月事業主が納める標準掛金額(付与額)に利息付与率(毎年12月以前1年間に発行された10年国債応募者利回りの1年平均<ただし下限1.5%、上限3.5%>を4月から適用)により複利計算されます。

キャッシュバランスプランのイメージ図

付与額4,000円の場合

利息付与率は1.5%(実際には毎年見直され、一定ではありません。下限は1.5%)

キャッシュバランスプランのイメージ図

※付与額とは、給付の額を算出する際に用いる額(現在は掛金額と同額)


基金から受けることができる給付

基金から受ける給付には、加入者期間に応じて給付の内容が変わります

  • 加入者期間が10年以上の人は、年金を受けられます。
  • 加入者期間が3年以上10年未満の人は、一時金を受けられます。
  • 加入者期間は、基金設立後の入社の場合、原則として「厚生年金保険の資格取得日から資格喪失日(退職日の翌日)」または「厚生年金保険の資格取得日からから65歳の誕生日の前日」の間の期間を月数で算出します。

10年以上の加入で受けられる年金

加入者期間が10年以上の人(喪失時の年齢が60歳以上)

  • 喪失日の翌月分から年金を受けられます。
  • 年金を脱退一時金として受けることもできます。
  • 一部を脱退一時金として受け、残りを年金として受けることもできます。
  • 年金は、65歳まで繰下げすることができます。

加入者期間が10年以上の人(喪失時の年齢が60歳未満)

  • 喪失時に年金を脱退一時金として受けることもできます。
  • 60歳まで繰下げして、60歳に到達した月(60歳の誕生日の前日が属する月)の翌月分から年金として受けることもできます。
  • 一部を脱退一時金として受け、残りを年金として受けることもできます。(旧厚生年金基金の加入期間のみの方を除く)
  • ポータビリティ制度を利用して、企業年金連合会や他の企業年金制度へ移すこともできます。
    ※ポータビリティー制度については、下記をクリックしてください。

年金の受取期間は、5年・10年・15年・20年のいずれかを選択できます(注)

  • 基金の年金は、厚生年金とは異なり、有期年金となっています。
  • 受取期間は、5年・10年・15年・20年のいずれかを、加入者本人が選択できますので、個人個人のライフプランに応じた受け取り方をお選びいただけます。(注)
  • (注)「旧滋賀経済産業厚生年金基金の加入期間のみの方」および「令和2年3月31日以前に旧経済産業企業年金基金の年金受給資格がある方」の受取期間の選択は、5年・10年・20年のいずれかとなります。


年金を受取期間中に、一時金に変更することも可能です

  • 年金には保証期間が付いているため、選択した受取期間内であれば一時金に代えて受けることができます。
    但し、年金を一度受け取ると特別な事情がない限り5年間は一時金へ変更することができませんのでご注意ください。


3年以上の加入で受けられる脱退一時金

加入者期間が3年以上10年未満の人

  • 喪失時に脱退一時金を受けられます。
  • ポータビリティ制度を利用して、企業年金連合会や他の企業年金制度へ移すことで、年金として受けることもできます。
    ※ポータビリティー制度については、下記をクリックしてください。

加入者の人が亡くなられたときに受けられる遺族一時金

万が一のときは、遺族一時金をお支払いします

  • 加入者期間が3年以上の人が万が一、お亡くなりになられたときは、ご遺族の方に遺族一時金をお支払いします。
  • 年金を受けられている人が、受取期間内にお亡くなりになられたときは、残りの期間を一時金に換算した遺族一時金をご遺族の方にお支払いします。


受給資格のしくみ

  • 企業年金基金の給付には、老齢給付金(年金)、脱退一時金、遺族給付金(一時金)の3種類があります。
  • 老齢給付金は全額を一時金として受け取ることもできます。
  • 加入者期間や年齢などの受給要件を満たしたときに、それぞれの給付が受けられます。
    ※厚生年金基金から年金資産を移行する人は、加入者期間を通算します。
給付早見表


モデル給付額表

基金の設立時(平成28年2月1日)以降に加入された人の給付早見表です

  • 22歳で基金に加入された場合の、モデル給付額です。
  • 給付見込額は、一時金として受けたときの額です。
  • 給付見込額の( )内は、受取期間20年の年金として受けたときの、ひと月あたりの額です。
  • 利息の付与率は1.5%(下限)で算出しています。

(単位:千円)
年齢 加入者
期間
標準掛金
3,000円 4,000円 5,000円 7,000円 10,000円
掛金合計 給付
見込額
掛金合計 給付
見込額
掛金合計 給付
見込額
掛金合計 給付
見込額
掛金合計 給付
見込額
  3年
未満
給付なし
25歳 3年 108 110 144 146 180 183 252 256 360 365
27歳 5年 180 185 240 247 300 309 420 433 600 618
32歳 10年 360 385 480 514 600 642 840 899 1,200 1,284
(2.8) (3.8) (4.7) (6.6) (9.4)
37歳 15年 540 601 720 801 900 1,001 1,260 1,401 1,800 2,002
(4.1) (5.4) (6.8) (9.5) (13.6)
42歳 20年 720 832 960 1,110 1,200 1,387 1,680 1,942 2,400 2,775
(5.2) (7.0) (8.7) (12.2) (17.5)
52歳 30年 1,080 1,351 1,440 1,802 1,800 2,252 2,520 3,153 3,600 4,505
(7.3) (9.8) (12.2) (17.1) (24.5)
60歳 38年 1,368 1,826 1,824 2,435 2,280 3,043 3,192 4,260 4,560 6,086
(8.8) (11.7) (14.7) (20.6) (29.4)
65歳 43年 1,548 2,153 2,064 2,870 2,580 3,588 3,612 5,023 5,160 7,175
(10.4) (13.8) (17.3) (24.2) (34.6)
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