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坂本新理事長就任ご挨拶

理事長就任ご挨拶

G&Eみらい企業年金基金
理事長  坂本 一成


第3期代議員・役員の改選によりG&Eみらい企業年金基金の理事長に就任しました、坂本 一成です。

平素は、当基金運営にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

2016年に厚生年金基金が解散し、後継制度としてG&E企業年金基金が設立、法改正に合わせていち早くポータビリティ(年金資産の持ち運び)を充実させました。2020年には志を同じくするみらい企業年金基金との合併、報酬比例の第2年金の創設と、加入事業所で働く皆様の老後資金としてのより良い制度、持続可能な体制の構築を目指してまいりました。直近2年間は新型コロナウイルス感染症拡大のため、加入事業所をお伺いする機会が減り、代議員会や資産運用委員会もリモートで開催するなど、直接対面できていないことが残念ではありますが、事業主様とそこに働く皆様のご意見を伺いながら制度を充実させたい、との希望に変わりはありません。

総合型基金(注)には、従業員と事業主自身を大切にするという想いを同じくする中小企業が、単独では実施しにくい企業年金を協力し合って運営するメリットがあります。さらに多くの事業所の皆様と共に、当基金を発展できるよう鋭意努力して参ります。

折しも、ロシアのウクライナ侵攻や原油をはじめとする資源価格高騰、新型コロナウイルス感染の余波としてのサプライチェーンの滞留など、世界経済は難しい問題に直面しています。年金資産は世界の金融経済市場に投資して運用するため、これらの影響を受けることになります。そのため、安全・安定を心がけながらも中長期的視野に立った運用を実施するべく、昨年度より年金資産運用委員会を立ち上げ、議論検討を重ねながら運用に当たっております。

基金の運営において、代議員の皆様のご意見はもとより、加入事業所の皆様のお声が大切な指針ともなります。お気付きの点がございましたら、是非、基金事務局までご意見をお寄せください。より良い制度、将来に向けて発展できる基金制度のため、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

(注:資本や人事関係の無い複数の事業所で設立運営する企業年金基金)
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